交通事故後の腰の痛み、大丈夫?

交通事故治療の教科書 Vol.03
交通事故後の腰の痛みは、事故当日から強く現れるとは限りません。
私の経験では、事故当日は違和感程度でも、翌日以降になって痛みを感じ始める方が多くいます。
特に気づきやすいのが、翌朝の寝起きです。ベッドから起き上がるときや、前かがみになって靴下を履くときに、初めて腰の痛みを感じることがあります。
事故後の腰痛は、広い範囲に出ることがあります
交通事故後の腰痛は、痛む場所が一点に定まらない場合があります。
私が実際に身体を確認すると、腰の比較的広い範囲で筋肉の緊張が強くなっている方が多くいます。
痛みの感じ方も、鋭く刺すような痛みより、
- 腰全体が重い
- 鈍い痛みが続く
- 身体を支えているのが苦しい
といった訴えが多い傾向にあります。
同じ姿勢が続くほど、苦しくなる場合があります
交通事故後の腰痛では、座り続ける、立ち続けるなど、同じ姿勢が長くなるほど苦しさが増す方がいます。
朝は動けていても、仕事や運転を続けるうちに腰が重くなることもあります。
事故当日は違和感程度だったからといって、無理を続けないことが大切です。
また、腰の痛みだけでなく、首のむち打ちによる頭痛や身体全体のだるさを感じ始める方もいます。
自分で治そうとして、無理に伸ばさないでください
腰が苦しいと、自分で何とかしようとして、強いストレッチを行う方が少なくありません。
しかし、交通事故直後の症状が強い時期に無理に伸ばすと、かえって痛みやだるさが増す場合があります。
痛みを確認するために何度も腰を曲げたり、強くひねったりすることも避けましょう。
身体の状態が分からないうちは、無理に動かして改善させようとしないことが大切です。
腰を冷やしすぎないことも大切です
首の症状と同様に、事故後の腰も冷やしすぎないようにしてください。
夏は、冷房の風を腰へ直接当てないようにします。
冬は腰まわりを冷やさず、心地よい範囲で温かく保ちましょう。
季節を問わず、身体を冷やして血流を悪くしないことが大切です。
脚へのしびれが強い場合は注意が必要です
腰の痛みだけでなく、脚へのしびれが強い場合は注意が必要です。
しびれが強くなる、脚に力が入りにくい、歩きにくいなどの変化がある場合は、自己判断で様子を見ず、早めに医療機関で身体の状態を確認してもらいましょう。
笠原整骨院での初期対応
笠原整骨院では、事故の状況、痛みが出始めた時期、腰の動き、脚のしびれなどを確認します。
そのうえで、事故初期の筋肉の緊張や炎症の軽減を目的とした施術の一つとして、カーボン光線療法を使用する場合があります。
すべての方に同じ施術を行うのではなく、その日の身体の状態を確認しながら対応します。
まとめ
交通事故後の腰痛は、事故当日ではなく、翌朝から現れる方が多くいます。
特に、起き上がる動作や靴下を履く動作、同じ姿勢を長く続けたときに、痛みや苦しさを感じやすくなります。
自分で治そうとして無理なストレッチをせず、腰を冷やしすぎないようにしてください。
脚への強いしびれがある場合は、早めに身体の状態を確認することが大切です。
交通事故後の腰の痛みについて不安があれば、現在の症状や事故の状況を整理するところからお手伝いします。
相談したからといって、必ず通院しなければならないわけではありません。

