交通事故に遭ってしまったら、まず何をすればいい?

交通事故治療の教科書 Vol.01
交通事故に遭った時点で、患者さんはすでに大きな負担を抱えています。
身体の痛みだけでなく、車の修理、仕事への影響、通院の時間、警察や保険会社とのやり取りなど、事故前にはなかった負担が一度に増えてしまいます。
だからこそ私たちは、知らなかったことや対応する順番の違いによって、それ以上の損失を増やしてほしくないと考えています。
交通事故後は「順番」が大切です
事故直後は、次の順番を基本に対応してください。
1.ケガ人を確認して安全を確保する
2.事故が小さく見えても警察へ連絡する
3.相手の連絡先や車両、事故現場を記録する
4.痛みや違和感があれば、早めに医療機関を受診する
5.保険会社へ事故と身体の状態を伝える
6.整骨院への通院を希望する場合は、必要な手順を確認する
事故直後は混乱して当然です。
分からないことを推測で答えたり、その場ですべてを決めたりする必要はありません。
内容を確認してから返事をすることも大切です。
その場で痛くなくても、身体は大丈夫とは限りません
事故直後は、驚きや緊張によって痛みに気づきにくいことがあります。
その場では何ともなくても、数時間後や翌日になって、首・肩・背中・腰の痛み、頭痛、めまい、吐き気、しびれなどが現れる場合があります。
小さな違和感でも記録し、できるだけ早めに医療機関で医師の診察を受けてください。
強い頭痛、繰り返す嘔吐、意識がぼんやりする、手足を動かしにくいなどの症状がある場合は、整骨院より先に医療機関や救急へ相談してください。
知らないまま進めると、負担が大きくなることがあります
交通事故後には、普段聞き慣れない手続きや言葉が多く出てきます。
受診が遅れてしまった。
身体の症状を正確に伝えていなかった。
保険会社からの説明が分からないまま、話を進めてしまった。
このような行き違いが、治療や手続きに影響する場合があります。
分からないことは、その場で決めずに確認してください。
私たちが早めの相談をお願いする理由
私たちは、最初から笠原整骨院への通院を勧めるために、相談してほしいとお伝えしているわけではありません。
身体の状態によっては、まず病院や救急を優先する必要があります。
それでも早めに相談してほしいのは、患者さんが「知らなかった」という理由で、さらに損をしてほしくないからです。
笠原整骨院では、事故の状況、警察への届出、医療機関の受診、保険会社への連絡状況を確認し、次に何をすればよいのかを一緒に整理します。
法律や保険の結論を決めることはできませんが、現在の状況と、次に確認するべきことを整理することはできます。
何をすればいいか分からない段階でご相談ください
交通事故後は、一人ですべてを判断する必要はありません。
・何から始めればよいか分からない
・病院へ行くべきか迷っている
・保険会社へ何を伝えればよいか分からない
・整骨院へ通院できるのか分からない
・事故当日は平気だったのに、後から痛みが出てきた
このような段階で相談していただいて構いません。
相談したからといって、必ず笠原整骨院へ通院しなければならないわけではありません。
知らなかったことや順番の間違いによって、事故後の負担をこれ以上増やさないために、まずは現在の状況を一緒に整理しましょう。
まとめ
交通事故後は、安全の確保、警察への届出、事故状況の記録、医療機関の受診、保険会社への連絡という順番が大切です。
そして、分からないことを分からないまま進めないでください。
「何をすればいいのか分からない」
その段階で、まずは落ち着いてご相談ください。
交通事故後の対応や通院について分からないことがあれば、現在の状況を整理するところからお手伝いします。相談したからといって、必ず通院しなければならないわけではありません。

