交通事故治療で整形外科と整骨院は併院できる?

交通事故治療の教科書 Vol.04
「整形外科へ通いながら、整骨院でも施術を受けられますか?」
交通事故の患者さんから、よく受ける相談です。
最初にお答えすると、整形外科と整骨院の両方へ通うことはできます。
ただし、医療機関や保険会社によって対応が異なる場合があるため、受診先を決める前の確認が大切です。
通院先を選ぶのは患者さんです
患者さんには、自分で医師や医療機関を選ぶ権利があります。
世界医師会のリスボン宣言でも、患者には医師や病院、保健医療機関を自由に選び、変更する権利があると示されています。
整形外科と整骨院のどちらか一方しか選べない、ということではありません。
ただし、これは自賠責保険による補償や併院が、どのような場合でも必ず認められるという意味ではありません。
実際の手続きや補償については、医療機関や保険会社へ確認する必要があります。
整形外科と整骨院には、それぞれの役割があります
交通事故の治療期間中には、新しい症状が現れたり、症状が残った場合について医師へ相談したいことが出てきたりします。
そのため、整形外科で医師の診察を受け、身体の状態を医学的に確認してもらうことは大切です。
一方、整骨院では、日々変化する症状を聞き取り、その日の身体の状態に合わせて細やかに対応します。
どちらかを否定するのではなく、それぞれの役割を生かしながら治療を続けることが、併院の意味だと考えています。
整骨院では日々の困りごとにも対応します
交通事故後の症状は、毎日同じとは限りません。
昨日は首がつらかったのに、今日は腰の苦しさが強いということもあります。
笠原整骨院では、日々変化する症状を聞き取りながら、
- その日の身体に合わせた施術
- 日常生活を少しでも楽にするための助言
- 仕事や運転中に気をつけること
- 保険会社から聞かれた内容の分かりやすい説明
などを行っています。
保険会社とのやり取りで分からない言葉や内容があった場合も、一人で悩まずご相談ください。
まだ整形外科を受診していない場合
笠原整骨院へ相談される方の多くは、保険会社と連絡を取りながら通院先を探しています。
まだ整形外科を受診していない場合は、交通事故によるケガにしっかり対応している整形外科をご紹介することもできます。
最初にどの整形外科を選ぶかによって、その後の整骨院との併院に対する対応が異なる場合があります。
仕事を続けながら通えるか、診療時間は合っているかなども含めて、受診前に確認することが大切です。
現在の整形外科で併院が難しい場合
すでに通っている整形外科から、整骨院との併院はできないと言われる場合もあります。
しかし、それで整骨院への通院を諦めなければならないとは限りません。
患者さんが併院を希望される場合は、整骨院との併院に対応している整形外科をご紹介し、転院という選択肢について一緒に考えることもできます。
転院するかどうかを最終的に決めるのは、患者さん自身です。
保険会社にも現在の状況と希望を伝え、必要な手続きを確認しながら進めましょう。
まとめ
交通事故治療では、整形外科と整骨院の両方へ通うことができます。
整形外科では医師による診察や医学的な確認を受け、整骨院では日々変化する症状に合わせた細やかな対応を受ける。それぞれの役割を生かしながら治療を続けることが大切です。
ただし、医療機関や保険会社によって対応が異なる場合があります。
まだ整形外科を決めていない方も、現在の整形外科で併院が難しいと言われた方も、一人で悩まずご相談ください。
相談したからといって、必ず笠原整骨院へ通院しなければならないわけではありません。

