肩こりの原因と解消法
肩こりには原因の多くは姿勢にあります。
一般的によく知られていますが、デスクワークやスマホ、タブレットの使いすぎなどによって首や肩に大きな負担をかけます。
代表的な原因になっている筋肉
①僧帽筋(そうぼうきん)
②肩甲挙筋(けんこうきょきん)
③ 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
④ 頭・頚部板状筋(とう・けいばんじょうきん)
⑤ 菱形筋(りょうけいきん)
⑥ 大胸筋・小胸筋(だいきょうきん・しょうきょうきん)
長時間のデスクワークや筋力の衰え、運動不足、猫背などによって頭が前方で出てしまいます。それにより首、肩の筋肉が過度に緊張し、筋肉にある血管が収縮して血行不良をが起こり筋肉に栄養が行き渡らなくなります。栄養が行き渡らず、筋疲労が起こり筋肉が硬くなったことで痛みや苦しさが生じます。
首肩のかかる負担
一般的に大人の頭の重さは4~5kgあります。頭の位置が正常な姿勢では頭の重みを支えるため、
首肩に4~5kgの負担がかかっています。それがスマホを見るような首を曲げた状態(首の角度45°)になると、
首肩に22kgの負担がかかります。つまり首の角度一つで5倍も負担が増加するということです。この数値を見ても
いかに姿勢が首肩に大きな影響を与えているかがわかります。
解消ポイント
①スマホなどで首を曲げた状態が続く場合は、30分に1回ストレッチを行う。
②少しでも目の高さに近づけた位置で見るように工夫する。
ストレッチ方法については次回書かせていただきます!